ここからは、TOEIC公式問題集の問題について一つ一つ解説
していきます。
以前に書いたとおり、公式問題集は実際のTOEICの
試験と同等の問題が収録された貴重な問題集です。
逆に、「公式」でない問題集は、多かれ少なかれ本試験
とは質が違っています。
ですから、貴重な問題集を無駄に浪費してしまわない
よう、まずは、実践さながらの環境で、問題集を解いて
いってください。
ここからは、TOEIC公式問題集の問題について一つ一つ解説
していきます。
以前に書いたとおり、公式問題集は実際のTOEICの
試験と同等の問題が収録された貴重な問題集です。
逆に、「公式」でない問題集は、多かれ少なかれ本試験
とは質が違っています。
ですから、貴重な問題集を無駄に浪費してしまわない
よう、まずは、実践さながらの環境で、問題集を解いて
いってください。
これまでの書き込みで、TOEIC Part1からPart3までの
リスニング問題に関しての攻略法を紹介してきました。
Part1とPart3に関しては、いかに問題文が読まれる前に、
写真や選択肢から多くの情報を先行入手しておけるかが、
重要になると書きました。
また、Part2では、冒頭の語句の聞き取りがポイントに
なると書きました。
TOEIC Part3では、会話文を聞きながら問題を解いて
いくことがポイントです。
そうすることで、会話文の放送が終わったのとほぼ
同時に、もう次の設問の問題文及び選択肢を読む
こと(予習に移ること)ができるからです。これまで
説明してきたとおり、この「予習」が多ければ多いほど
会話の内容が事前に把握しやすくなり、リスニングも
楽になるわけです。
TOEIC Part3では、会話が放送される前、すなわち、
リスニングが始まる前に、いかに問題文と選択肢を
先読み(リーディング)できるかがポイントになります。
なぜなら、あらかじめ訊かれる質問が分かっていれば
そこを集中的に聞くことができるし、リーディングから
情報を事前に得ることによって、会話を聞く前からある
程度内容を推測できてしまうからです。
TOEIC Part3は、ある2人の会話を聞いて、その会話の
内容や状況(シチュエーション)についての設問に答える
という問題です。会話は、基本的に、男女が交互に2回
ずつ発言するようになっていて、1つの会話について、
3つの設問に答えなければいけません。
Part3では、Part1やPart2と比べて、
一度にリスニング
しなければいけない文章量が増えますので、とても難しく
感じられるでしょう。
また、1つの会話につき、3つの設問に答えなければ
いけませんから、もし1つの会話が丸々に聞き取れない
というようなことになると、3問全滅ということになります
ので、大きなプレッシャーが掛かります。
TOEIC Part2は、
TOEICのリスニング問題(Part1〜Part4)
の
なかで、最もリスニングに集中しやすい問題形式になって
います。
なぜなら、Part1のように写真を見る必要がないし、Part3や
Part4のように、選択肢を読む必要もないからです。
聴力(リスニング)にほぼすべての神経を傾けることが可能です。
これが、Part2は点数を取りやすいという大きな理由の一つです。
TOEIC Part2のリスニング問題では、
まずは読まれる
質問文の冒頭の語句を聞き取ることに全力を挙げて
ください。
冒頭の語句を聞き取れた時点で、3つしかない選択肢の
うちの1つを消すことができます。
なぜなら、3つの選択肢のうちの1つは、明らかに、箸にも
棒にも掛からないような誤答だからです。
TOEIC Part2は、「Question - Response(応答問題)」
と
呼ばれる問題形式です。
簡単に言うと、まず質問文が読まれるので、それに対して、
的確な回答をしている選択肢を聞き取るというものです。
日常会話なので分かりやすいし、質問文も回答文も短いし、
選択肢もA、B、Cの3つと他の問題よりも1つ少ないので、
実はかなり点数が取りやすいのが、このPart2です。
幸いなことに、30問も出してくれます。
TOEICで高得点を取ったからといって、
英語がしゃべれる
ようになるのでしょうか。英語がすらすら書けるようになる
のでしょうか。
いえ、残念ながら、そうはなりません。
では、TOEICで高得点を取ることは、無意味なことでしょうか。
いえ、無意味ではないと思います。